【周知】EUの150ユーロ未満免税措置の撤廃について
概要
欧州議会およびEU理事会は、2026年7月1日からEUに輸入される内容品合計価格が150ユーロ未満の免税措置が撤廃され、郵便物の内容品に対し、同一HSコード(貨物を輸出入する際に用いる世界共通の品目分類番号)につき3ユーロの関税を課税することを決定しています。
<例外>
- 企業間(B2B)は、内容品合計価格に係わらず通常の関税率が適用
- 個人間(C2C)の贈答品は、内容品合計価格が45ユーロ未満まで免税
ただし、最終的な適用条件等は名宛国の税関の判断によります。
今後、各郵便事業体および関係機関からの正式な通知や詳細条件等が示される可能性がありますので、続報が入り次第、あらためてお知らせします。
対象国・地域
対象国・地域は、次のとおりです。
アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ガドループ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、仏領ギアナ、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、マルチニーク、モナコ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン
3ユーロの課税額計算方法
同一HSコードごとに3ユーロが課税されますので、HSコードの違いによって、次の図のとおり、計算されます。
表を横にスクロールで閲覧できます。
| 内容品例 | HSコード | 課税額 |
|---|---|---|
|
Tシャツ:6109100010 | 3ユーロ |
|
Tシャツ:6109100010 | 6ユーロ |
| 本:4901990000 | ||
|
Tシャツ:6109100010 | 9ユーロ |
| 本:4901990000 | ||
| カップ麺:1902301030 |
- 正式な税額については、内容品の原産地も含め名宛国の税関が判断・決定するもののため、状況によっては上記の課税例とは異なる場合も考えられます。
EAD(通関電子データ)の正確な入力について
国際郵便を送るときは、国・地域を問わず、EAD(通関電子データ)の内容を正確に入力してください。
EAD(通関電子データ)とは
国際郵便物の「内容品の種類・金額・差出人/受取人情報」などを、事前にオンラインで入力し、相手国に送るデータのことです。
詳しくは通関電子データについてを参照してください。
入力時の注意点
HSコードが違う商品は、必ず別のアイテムとして登録し、それぞれについて
- 商品名
- 数量
- 価格
- HSコード
を入力してください。
HSコードの入力方法は、以下のページで確認できます:
EU加盟国等宛て郵便物に関するHSコード類などの送信について
- 「Clothes」ではなく「Cotton T-shirt」
- 「Bag」ではなく「Leather handbag」
のように、材質や用途が分かる表現で入力してください。
