新元号「令和」が印字された
「特別お年玉切手シート」のご紹介
2019年4月20日（土）に抽せんが行われた「2019（平成31）年用年賀葉書等」のお年玉くじのダブルチャンス賞の賞品として、新元号に改まる特別な年にふさわしく、日本を代表する名山「富士山」をデザインした「特別お年玉切手シート」を発行しました。
切手シートには、新元号「令和」の文字が印字されており、「00000」の部分には、ダブルチャンス賞の賞品にのみシリアルナンバーが入ります。
切手デザイナーが語る“平成切手”
“切手の生みの親”である切手デザイナーが、平成に発行された数多くの切手の中から思い出に残る切手を紹介します！
丸山デザイナーが語る平成切手
日本の点字制度100周年記念1990年（平成2年）11月1日発行
コンセプトが生きたエンボス加工
（点字のイラスト部分にエンボス加工を施し、実際に「てんじ」と読める点字を入れてあることついて）エンボス加工自体は戦前の切手から用いられている技術なのですが、企画の趣旨とデザインと用途が合致した切手だと思います。
玉木デザイナーが語る平成切手
星座シリーズ第1集～第4集2011年（平成23年）7月7日発行
～2013年（平成25年）12月4日発行
特殊加工の代表格
切手がのり式からシール式に移行していくなかで、さらに特殊加工を施すようになった頃の代表的な切手だと思います。
玉木デザイナーが語る平成切手
日本国際切手展20112011年（平成23年）7月28日発行
日本初の純金箔切手
純金箔に加えエンボス加工が施された豪華な切手です。切手帳形式での販売で、金箔証明書まで付けられました。
吉川デザイナーが語る平成切手
ふみの日郵便切手1998年（平成10年）7月23日発行
一番印象に残っている切手
家の切手ファイルに入っていたこの切手を好んで使っていました。いつ見ても古びれないディック・ブルーナの絵柄が大好きです。
星山デザイナーが語る平成切手
日本の民家シリーズ第５集
富山県・岩瀬家（五箇山の合掌造り） 1999年（平成11年）2月16日発行
トータル的に美しいと思う切手
凹版印刷とグラビアの組み合わせですが、色合い・構図、版式の特色を良く生かした版設計など、すべてが整っていると感心します。
貝淵デザイナーが語る平成切手
地方自治法施行60周年記念シリーズ
全47集+47券種シート 2008年（平成20年）7月1日発行
～2016年（平成28年）6月7日発行
平成で一番壮大な企画の切手
8年にも及ぶ企画でした。体制も変わる中で、当初の担当者から次の担当者に引き継がれながらも完結できたことは、担当者と多くの関係者の努力とご協力によるものだと思います。
