サイト内検索

遺品整理の費用相場はいくら?
料金体系と内訳をプロが徹底解説

遺品整理 費用 日本郵便の終活日和

遺品整理とは、故人を偲びながらその方が残された家財を整理するという、遺族にとって心身ともに大きな負担を伴う作業です。感情的な側面はもちろんのこと、物理的な作業や、それに伴う費用についても不安を感じる方は少なくありません。

この記事では、遺品整理にかかる費用の相場、料金の内訳、費用が高くなるケース、そして費用を安く抑えるための具体的な方法について、遺品整理を創業から23年続けてきたプロの視点から徹底的に解説します。さらに、失敗しない優良業者の選び方や、よくあるオプションサービスについてもご紹介。この記事を読めば、遺品整理の費用に関する疑問が解消され、安心して業者選びや作業を進められるようになるでしょう。

1.【間取り・作業人数別】遺品整理の費用相場一覧

遺品整理の費用は、故人が住んでいた建物の立地条件、遺品の量、作業環境、そして依頼する業者によって大きく変動します。提示する費用相場はあくまで目安として参考にしてください。
遺品整理を依頼する人は基本故人との繋がりがある方が殆どです、実の親であったり、親戚のおじさんであったりいろいろな関係性ではありますが、いずれも親族というのは共通事項です。
このあと基本的な価格のご説明をしますが、その前に私が遺品整理の見積で依頼者様から言われたことで記憶に残っている話を述べさせていただきます。

遺品整理の費用事例1

神奈川県の京浜急行線沿いの遺品整理見積時での話です。
3LDKの戸建で目の前の道路は狭く、普通乗用車がちょうど1台通れるほどの道路に面しており、最終的にはお母さまが1人で住んでいました。
その家は依頼者さま(故人の長女)の実家でもあります。依頼者さまは関東以外の場所に住んでいて、見積のために現地まで足を運んでいただきました。
早速依頼者様と一緒に家の中にお邪魔し見積を開始しました。
玄関に入って真っ先に目に入ったのは宅配便の段ボール箱の山です。
さまざまな通販会社、大中小彩り豊かな種類の段ボ―ル箱が、床や階段を埋め尽くしていました。しかも半数が開けていない箱です。
もともと依頼者でもある長女さまと長男・父親・母親の4人暮らしと聞いていたので、それなりに家財は残っていると想像していましたが、予想以上の家財以外の量に2人で驚いたのを覚えています。箱を踏まないように1階2階と見積を進め、金額を提示しました。
依頼者様は一瞬驚いていましたが、誰も作業を手伝ってくれる人はいないのでお願いしますと成約となりました。
その時に依頼者の方がボソッと「母は欲しいからいろいろ通販で買ったんでしょうけど、残された人にとっては借金残されたのと一緒よね」とつぶやきました。
自分は子供に迷惑かけないように、絶対に捨てるようにしなきゃなと自分に言い聞かせる姿が印象的でした。
処分する物量の多い少ないは作業料金のなかでも重要なポイントです。
上記は極端な例ですが、押し入れの天袋に昔もらったお中元やお歳暮のタオルや毛布が残っているのはよくあるパターンです。
作業の際に依頼者は開封していないから持って帰ろうと期待しつつ開けてみると大抵虫に食われているか、黄ばんでしまっている状態で処分になることは現場では日常茶飯事です。
もちろん故人様はもったいないから取っておいたのでしょうが、今の時代は「買う金額(買うのに支払う金額)」と「捨てる金額(捨てるに支払う金額)」は近づいてきていることを知っていただきたいです。

遺品整理の費用事例2

同僚の話ですが部屋に入れないほどの家財があふれる一般的にゴミ屋敷と呼ばれる現場での見積の話です。かなりの処分量があり私共の見積では3日作業でギリギリ終わるという作業工程と200万円で提出しました。
弊社ともう一社見積があり、もう一社が40万円安かったからごめんなさいと同僚に連絡が入りました。
同僚は安いところが見つかって良かったですねといい電話を切りました。その後、自分に何故あの家財量を40万安くして作業できるのだろうと言っていたのを覚えています。
その2週間後、断りを入れたお客さまから同僚に電話がありました。途中まで作業を進めていた業者と連絡が取れなくなったという内容でした。
お客さまは大変お困りのようでしたので、同僚は翌日スケジュールの合間に現地に向かいました。そこで目の当たりにしたのは「全然作業進んでいない!」という言葉でした。
お客さまはその業者に全額支払ったそうですが電話も出ない、名刺ももらってないとの事で、困り果てていました。「○○さん(同僚)、この前の金額で構わないから作業お願いします」同僚は出来る限り安くできるよう上司と相談し180万円まで値段を下げて再度成約となりました。しかしこのお客さまは160万円+180万円で合計340万円支払うことになってしまいました。
全ての遺品整理業者がこのようなことをする訳ではありませんが、業者のHPだけで信頼性は判断できないということを身をもって感じた瞬間でした。また紹介業者はそういう面での安心感は絶大だと思います。

1R・1K

一人暮らしの住まいとして一般的な1Rや1K

費用相場: 10万円~15万円程度
作業時間: 数時間~半日
作業人数: 1~2名

家電リサイクル3点(テレビ/冷蔵庫/洗濯機)を金額に含む

1DK・2K

1DKや2Kは、単身者や二人暮らしで利用されることが賃貸に多い間取りです。

費用相場: 15万円~30万円程度
作業時間: 半日~1日
作業人数: 2~4名

家電リサイクル3点(テレビ/冷蔵庫/洗濯機)を金額に含む

1LDK/2DK・3K

1LDK・2DK・3Kは、2DK/3Kでは2人以上で住むことを想定できる間取りです。住んでいる方が増える分、家財の量も多くなる場合が多いです。

費用相場: 30万円~50万円程度
作業時間: 基本1日
作業人数: 3~5名

家電リサイクル6点(テレビ/冷蔵庫/洗濯機/エアコン×3)を金額に含む

2LDK・3DK・3LDK以上

この間取りの場合、2人以上の家族で住んでいた場合が多い間取りです。全ての部屋に家財がある場合は処分費用も高額になります。

費用相場: 50万円~100万円以上
作業時間: 基本1日、処分量により2日以上かかる場合もあります
作業人数: 5名以上

家電リサイクル7点(テレビ/冷蔵庫/洗濯機/エアコン×4)を金額に含む

“豆知識”
全ての集合住宅に関して・・・
マンション・アパート・団地等の建物での作業はエレベーターの有無や処分品を積み込むトラックを搬出口近くに止められるかにより金額が変わります。
例)エレベーター無しの団地(処分量が同じ場合)ですと1階と5階では運び出しの人数が夏の時期ですと3名ほどプラス、冬でも2名はプラスになる場合があります。
またトラックが建物近くに止められない場合、玄関からトラックまでの距離に応じて作業人数を増やして対応します。

一軒家の場合/3LDK以上

一軒家の場合、広さや部屋数に加え、庭に物置や倉庫、離れもあったりすると処分品が多くなり、金額が増える要素の可能性があります。
費用相場: 50万円~100万円以上
作業時間: 基本1日、処分量によっては5日以上かかる場合もございます
作業人数: 5~10名以上

戸建でプラス費用が掛かるもの一例

・庭や玄関先に物置がある
・庭や玄関周りに鉢植えが多数ある
・離れがある
・エアコンの室外機が外しにくい場所にある

これらの場合は費用が増加します。
また戸建はそれぞれ道路に面しているため、立地条件によっては作業の際に使用するトラックの駐車位置も近隣との調整相談が必要な場合もあります。

2. 遺品整理の費用が決まる6つの料金内訳

遺品整理 費用 日本郵便の終活日和

遺品整理の費用は、「一式」で提示された場合はおかしいと思ってください、今の時代に処分する家財はかなり複雑な仕分けを必要とされており、可燃不燃以外の項目も多くあり、作業をする地域ごとに決まっております。見積書上それぞれの価格の根拠を理解することで、見積もりの内容を正確に把握し、不要な費用を抑えることが可能な場合もあります。

2-1. 基本料金(人件費・処分費・作業費など)

遺品整理作業の根幹をなす費用で、主に以下の要素が含まれます。

人件費:
作業にあたるスタッフの手配費用です。昔と比べ人件費は高騰しています。現場作業後に会社に戻ってからの後作業も含まれます。
処分費:
整理された不用品や遺品を運搬するために用意する一般廃棄物収集運搬のトラックの費用です。処分量及び家の前に駐車可能なサイズを見極めトラックのサイズ(2tショート、2tロング、4tなど)や、台数を決定します。作業する場所から処分場までの距離が遠い場合、1日に処分できる量が減り2日間作業になる場合もあります。また運搬距離によって料金が変わります。
作業費:
段ボール、ガムテープ、ビニール袋(市区町村によっては専用のみ使用可)などの費用に加え、実際に現場にて行う仕分け・梱包・運び出し作業の費用となります。

現場に伺う際の燃料費などもここに含まれます。

2-2. 処分費の内訳について

整理された遺品・不用品を処分するのにかかる費用です。
処分する品の量と種類(一般廃棄物、粗大ゴミ、家電リサイクル品、産業廃棄物など)によって決まります。
まず処分を行う市区町村のルールに従った分別・処分が必要となり、その地域の一般廃棄物収集運搬業者や役所・役場にトラックの手配をします。出来るだけ無駄の出ないようなサイズのトラックを手配し、コストを抑えることもあります(2台頼むより1台で済ます方が安く着く場合もあります)。日本郵便で紹介した業者の作業に関しては、不法投棄を防ぐためにも、適正な許可をもつ処分業者に運搬処分をお願いしていますので、安心してお任せください。
また、自身で不要品を手配した場合、処分方法を適切にしているかを確認することも必要です。
不法投棄されないためにも、自身を守ることが大切です。

2-3. 作業費用の内訳

故人の大切な遺品や不用品を分別し、適切に仕分け、搬出作業にかかる費用です。
処分する品の中で貴重品等の捜索、供養品等に関しては金額的に影響ありませんが、部屋の中に分別が困難なほど家財が散乱している場合(世間一般にいうゴミ屋敷)は、作業時間の増加や人員の増加等で対応することで結果費用も高くなります。
最近多いのがデジタル遺品(PC、スマートフォンなど)の相談です。データ消去サービスも提供しており、これは別途オプション料金で承っております。

2-4. 人件費の内訳

簡単に説明すると作業現場で遺品の確認・仕分け・梱包後、部屋から家の外へ運び出し、処分トラックに積み込む費用です。
その他全て運び出し家の中の家財がなくなったら全部屋10~20分程度の簡易清掃や、
搬出家財のうち一般廃棄物業者に渡すものとキーパーズで持ち帰る家電リサイクル品等があり帰社後の荷下ろし等も費用に含まれます。
人数の決定は住居の状況(エレベーターの有無、階段の段数、通路の狭さなど)、大型家具や家電の有無、そして搬出経路の養生の必要性によって費用が変動します。
特に大型で重量のある品の搬出は手間と人手がかかるため、追加料金が発生する場合があります。

2-5. 家電リサイクル料金

家電リサイクル法に基づき、特定の家電製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)を処分する際に発生する料金です。
リサイクル料金と収集運搬料金が別途必要となり、業者に遺品整理を依頼した場合、これらの料金が明確に請求されます。品目やメーカーによって料金が異なるため、見積もりで詳細を確認しましょう。

2-6. オプションサービスの費用

遺品整理の基本作業には含まれない、追加で依頼するサービスにかかる費用です。
ハウスクリーニング、特殊清掃、遺品の供養、形見分け品の配送、不用品の買い取り、デジタル遺品整理など、多岐にわたるサービスがあります。
これらの費用は、サービス内容と作業量によって大きく異なります。必要なサービスのみを選択し、見積もり段階で費用を明確にしておくことが大切です。

3. 遺品整理の費用が高い理由とは?

遺品整理 費用 日本郵便の終活日和

遺品整理の費用は、引越しとは異なると覚えておくといいでしょう。
引越は自宅から家財を搬出し異なる家へ家財を搬入する、一方遺品整理は家から搬出した家財を、処分場へ運搬し更に廃棄処分することが必要となります。運搬する手間は同じですが、そこに処分代金がプラスされると考えれば理解していただけると思います。一般的な引越しの相場を大きく上回ります。何故費用が高額になるのかを理解しておくことで、事前に対策を講じたり、予期せぬ出費に備えたりすることができます。

3-1. 遺品の量が多い・分別が困難

故人が生前、多くの物を所有していた場合、あるいは整理がほとんどされていなかった「ゴミ屋敷」のような状態である場合、費用は高額になります。
物量の多さ: 遺品が多ければ多いほど、仕分け、梱包、搬出、そして廃棄処分にかかる費用が増えます。それに伴い、人件費、車両費、廃棄物処分費用も大幅に増加します。
分別の困難さ: 貴重品と不用品の区別が難しい、あるいは分別されていない物が大量に散乱している場合、作業員の負担が増し、作業の進みが遅くなり、作業時間が長引き、結果金額が増すことがあります。

3-2. エレベーターがない高層階

エレベーターのない団地やアパートの4階や5階の場合、搬出作業が人力に頼ることになるため、同階数のエレベーター有の建物に比較して人員3~4名増える場合があります。特に真夏の猛暑時期であった場合、熱中症のリスクがあるため人員をプラスする以外に休憩時間をこまめに取る必要があるため、作業時間が伸びる傾向があります。

3-3. 特殊清掃が必要な場合

故人が室内で亡くなり、発見が遅れたなどの理由で、体液や腐敗臭による汚損が激しい場合、通常のハウスクリーニングでは対応できない「特殊清掃」が必要となります。
専門技術と設備: 特殊清掃は、専門的な知識と技術、適切な薬剤や機材を用いて、消臭・除菌・害虫駆除・原状回復を行う作業です。通常の清掃とは全く異なり、専門の業者に依頼する必要があります。
高額な費用: 作業の難易度は、亡くなっていた場所によって異なります。
例)部屋のフローリング上とトイレやお風呂では清掃する難易度が異なります
また汚染の範囲、臭いの強さなどによって費用は大きく変動しますが、15万円から50万円と非常に高額になるケースもあります。遺品整理業者によっては特殊清掃まで一貫して対応できる場合もありますが、なかには特殊清掃はしない業者もあるので確認が必要になることもあります。

4. 遺品整理の費用を安く抑える5つの方法

遺品整理 費用 日本郵便の終活日和

遺品整理の費用は決して安くありませんが、いくつかの工夫をすることで費用を抑えることが可能です。ここでは、具体的な5つの方法をご紹介します。

4-1. 自分で処分できるものは片付けておく

最も効果的な費用削減方法の一つです。
作業量の削減:業者に依頼する前に、自分で可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミなどを自治体のルールに従って分別し、可能な範囲で処分しておきましょう。特に、衣類、食器、書籍などの日用品は比較的自分で処分しやすいものです。
処分費用の削減:自分で処分した分だけ、業者の作業量と廃棄物処分費用が削減されます。時間と体力は必要ですが、遺品整理費用を大幅に抑えることができます。

4-2. 繁忙期(3月〜4月、年末)を避けて依頼する

遺品整理業者にも需要の波があります。

需要と供給: 3月から4月の引越しシーズンや年末年始は、引越しや大掃除の需要が高まり、遺品整理業者も多忙になります。この時期は予約が取りにくくなるだけでなく、料金も高めに設定される傾向があります。
閑散期を狙う: 可能であれば、比較的需要の少ない時期(例えば夏季や秋口の平日の通常日など)に依頼することで、料金が安くなったり、割引サービスを受けられたりする可能性が高まります。

4-3. 複数の業者から相見積もりを取る

遺品整理の費用やサービス内容は業者によって大きく異なります。

比較検討の重要性: 最低でも3社以上の遺品整理業者から見積もりを取りましょう。これにより、料金相場を把握し、各業者のサービス内容、対応の質、費用構成などを比較検討できます。
価格交渉の余地: 相見積もりを依頼することで、業者間の価格競争が働き、より安価な料金を提示してもらえる可能性もあります。ただし、安さだけでなく、サービス内容や信頼性も重視して選ぶことが大切です。

4-4. 買取りサービスを活用する

遺品の中には、まだ価値のある品が含まれている場合があります。

不用品を価値あるものに: 家具や家電、骨董品、ブランド品、貴金属、趣味の道具など、再販価値のある品は、遺品整理業者やリサイクルショップの買取サービスを利用しましょう。
実質費用を抑える: 買い取ってもらうことで、不用品処分費用が減るだけでなく、買取額が遺品整理費用から差し引かれるため、実質的な費用を大幅に抑えることができます。ただし、買取りを行うには「古物商許可」が必要なため、必ず許可を持つ業者を選びましょう。

4-5. 必要なものと不要なものを事前に整理しておく(自分でできる範囲で)

業者に依頼する前に、遺族自身で大まかな仕分けを行っておくだけでも費用を抑えられます。

作業効率の向上: 「形見として残したいもの」「売却したいもの」「寄付したいもの」「処分したいもの」など、大まかに区分けしておけば、業者の仕分け作業がスムーズに進み、作業時間の短縮につながります。
誤処分防止: 故人の大切な思い出の品や貴重品を誤って処分されるリスクも減らせます。時間と労力はかかりますが、業者側の負担を軽減し、結果的に費用削減に繋がります。

5. 失敗しない!優良な遺品整理業者の選び方

遺品整理を依頼する際、悪質な業者を選んでしまうと、不法投棄や高額請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。安心して任せられる優良業者を見つけるためのポイントを押さえておきましょう。

5-1. 信頼できる業者か

業者の信頼性は最も重要な判断基準です。
実績と情報開示: 会社のホームページで、実績、会社の所在地、代表者名、連絡先などが明確に記載されているか確認しましょう。設立からの年数や、これまで手掛けた案件数なども参考になります。
口コミ・評判: インターネット上の口コミサイトやSNSでの評判、第三者機関の評価などを参考に、実際に利用した人々の声を聞いてみましょう。
遺品整理士の在籍: 遺品整理士認定協会が認定する「遺品整理士」が在籍している業者は、遺品整理に関する専門知識と倫理観を持っていることの証となります。

郵便局の終活日和では、郵便局、お電話、Webからお問い合わせを受け付けています。
お客さまのご要望をお聞きしたうえでご自宅までお伺いしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

郵便局の終活日和

5-2. 見積書の内訳が詳細か

透明性の高い見積もりを提示する業者は信頼できます。

「一式」表記の回避: 「一式」といった曖昧な記載ではなく、人件費、車両費、廃棄物処分費用、オプション費用など、項目ごとに具体的な金額が明記されているかを確認しましょう。
追加料金の説明: 追加料金が発生する可能性のある項目(例:エレベーターなし、特殊清掃など)についても、事前に明確な説明があるかどうかが重要です。納得できない点があれば、必ず質問し、明確な回答を得るまで契約は避けましょう。

5-3. 必要な許認可を取得しているか

法律に則った事業を行っている業者であるかを確認することは必須です。

一般廃棄物収集運搬業許可:
家庭から出る不用品(一般廃棄物)を収集・運搬するには、原則として自治体からの「一般廃棄物収集運搬業許可」が必須です。しかし、この許可を持つ遺品整理業者は非常に少ないのが現状です。
そのため、多くの遺品整理業者は、この許可を持つ専門の収集運搬業者と提携しています。依頼先の遺品整理業者が、最終的に適切な許可を持つ業者に廃棄物を引き渡し、適正に処分する体制が整っているかを確認しましょう。

古物商許可:
遺品の中から買い取りを行う場合、この「古物商許可」が必須です。
業者に買取を依頼する際は、必ず許可番号の提示を求め、Webサイトなどで実在するかを確認しましょう。許可がない業者による買い取りは違法であり、トラブルの原因となります。

5-4. 担当者の対応が丁寧・親身か

遺品整理は故人への敬意と遺族の心情に寄り添うデリケートな作業です。

ヒアリングと説明: 見積もり時や問い合わせの際に、担当者が遺族の気持ちを理解し、親身になって相談に乗ってくれるか、説明が丁寧で分かりやすいかなどをチェックしましょう。
強引な勧誘は避ける: 強引な契約を迫る業者や、質問に対して明確な回答を避ける業者は避けるべきです。遺族の意向を尊重し、不安なく任せられる担当者を選ぶことが大切です。

6. 遺品整理でよくあるオプションサービスと費用

遺品整理の基本作業以外にも、遺族のニーズに合わせて様々なオプションサービスが提供されています。これらのサービスは、遺族の負担を軽減し、故人を偲ぶ上で心の整理を助ける重要な役割を果たします。

6-1. 遺品の供養・お焚き上げ

故人が生前大切にしていた品々や、仏具、写真、人形、アルバムなど、そのまま捨てることに抵抗がある遺品を、寺院や神社で供養・お焚き上げするサービスです。

心理的な意味: 故人への敬意を表し、遺族の心の整理をつける上で重要な意味を持ちます。
費用: 品物の量や種類、合同供養か個別供養かによって異なりますが、数千円~数万円程度が一般的です。遺品整理業者が提携している寺社で行う場合と、別途手配が必要な場合があります。

6-2. ハウスクリーニング・特殊清掃

遺品整理が完了した後の部屋を、次のステップに進めるために清掃するサービスです。

ハウスクリーニング: 故人の住まいをプロの技術で徹底的に清掃するサービスです。賃貸物件の原状回復、売却前の清掃、あるいは遺族が再び住む際の準備として利用されます。水回り、窓、床など、部屋全体をきれいにします。費用は部屋の広さや汚れ具合によって数万円~数十万円程度です。
特殊清掃: 上記「遺品整理の費用が高くなるケース」でも触れましたが、故人が室内で亡くなり、時間が経過して汚損が激しい場合などに必要となる専門的な清掃です。通常の清掃では除去できない臭いや汚れを、特殊な技術と薬剤で徹底的に消臭・除菌し、原状回復を目指します。費用は汚染状況や作業範囲により数十万円~数百万円と非常に高額になることがあります。

7. まとめ:遺品整理の費用はまず見積もりで正確に把握しよう

遺品整理は、故人への思いを整理する大切な時間であり、同時に多くの労力と費用を伴う作業です。費用の相場や内訳は間取りや遺品の量、作業環境によって大きく変動するため、一概には言えません。
この記事で解説した、費用が高くなるケースや、安く抑えるための方法、そして何よりも「失敗しない優良業者の選び方」を参考に、後悔のない遺品整理を進めていただければ幸いです。
最も重要なことは、複数の遺品整理業者から詳細な見積もりを取得し、その内容をしっかり比較検討することです。見積もり内容に疑問点があれば、納得できるまで質問し、丁寧で誠実な対応をしてくれる信頼できる業者に依頼しましょう。故人との思い出を大切にしながら、費用面でも安心して遺品整理を行ってください。

郵便局の終活日和では、郵便局、お電話、Webからお問い合わせを受け付けています。
お客さまのご要望をお聞きしたうえでご自宅までお伺いしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

日本郵便/生活相談ダイヤル

0120-65-3741

平日9時〜20時(土日祝・年末年始除く)

日本郵便/葬儀専用ダイヤル

0120-999-560

24時間365日対応

WEBからの相談はこちら

この記事の執筆者

キーパーズ有限会社

1 会社情報

「遺品整理サービス」故人様の家財を片づける遺品整理サービスを全国で提供しております。遺品の整理に伴う様々な業務をワンストップでお受けする会社です。
また、施設入所のため・同居するため・家の売却等のための家財を片づけることもお手伝いさせて頂いております。

2 お客さまへのPRポイント

キーパーズは「遺品はゴミではない!」と考え、2002 年に日本初の遺品整理専門会社として設立、全国各地の約40,000 件のご遺品整理のお手伝いをさせて頂きました。
全国の直営店が遺品整理や不要品整理を責任もってお手伝いさせていただきます。