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年賀寄附金助成申請における環境対応車への配慮について。

平成21年度の年賀寄附金による車両助成は、特に留意する事項として「環境対応車」への配慮があります。地球温暖化防止のために環境対応車の導入をご検討中の団体様は多いと思いますが、「環境対応車」の車両価格が通常車両に比べ、高価になる点で導入を躊躇されているケースがあることと思います。

このため、年賀寄附金助成ではこの点に配慮し、電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車等の環境対応車に対する申請を今回特に配慮した選考を行います。配慮とは、高価格になる点への配慮や一般車両に比べての優先的採択等の配慮です。

環境対応車を申請される団体様は、必ず次の注意事項を確認の上、申請前に年賀寄附金事務局へ相談をしていただく必要があります。
また、事前申請は事務処理の都合上、10月24日(金)までに事務局へご連絡いただきますようお願いいたします。これより遅くなった場合は事務局からのご支援が十分にできなくなる恐れがあります。事前相談無しに環境対応車申請をされた場合は、環境対応車申請扱いではなく、一般車両申請の扱いにより審査処理いたします。

環境対応車への留意は以下のように行ないます。
1) 申請状況によりますが、車両採択全体のうち、採択合計金額の約2割程度を優先枠として環境対応車へ配分したいと考えています。
2) 環境対応車価格が一般車両価格に比べ高価であることを配慮します。
3) 申請時点で詳細な見積もりのできない環境対応車(発売予定車等)についてはメーカーの予定概算参考価格(10万円単位程度)で申請いただくことを可能とし、採択決定後の実施計画書で詳細な見積書を提出していただきます。
4) 環境対応車は電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車等としておりますが、「等」にあたると考えられる車両を申請希望の申請団体の方は必ず事務局に早めに事前相談いただきますようお願いいたします。

以下の点につきご注意ください。
1) 環境対応車への留意は上記のように行ないますが、状況によっては環境対応車の申請を行った場合も不採択になる可能性はあります。
環境対応車あるいは一般車のどちらで申請いただくかは、申請団体様の判断により必ず選択をしてください(両方の申請、あるいは環境対応車を第一希望、一般車両を第二希望といった申請はできません。また審査も環境対応車では不採択だが、一般車両なら採択と言った様な考慮もいたしません。)。
2) 環境対応車の申請にあたり、申請要領は「新たな付加価値、先駆性、波及性のある他のモデルとなるような活動であること」を期待しています。従って申請書には単に「環境に優しい車両を導入するため老朽化した一般車を環境対応車へ更新する」というような記述では不十分であり、例えば「保育園送迎バスに環境対応車を導入することにより、園児および保護者に地球温暖化防止の大切さを訴える。これを契機に環境学習を行なう、バスの表示に環境対応車であることを明示して地域への訴えとする、地域の他の社会事業団体へのモデルケースとなるべく体験乗車会や説明会を行なう」等、環境対応車導入による環境活動等へ貢献する等の具体的な記載が必要になります。
内容については独創性のあるものを期待します。
3) 天然ガス車等については充填ステーション等が都市部に偏在しています。電気自動車等については急速充電器等のインフラが未だ不十分です。実際の運用について十分ご検討いただきますようお願いいたします。
4) 天然ガス車等については改造による後付が行なわれる場合もあります。これについてはどこまでを配分対象である車両本体価格とするかについては、事前に事務局まで相談ください。
5) 環境対応車への行政等による補助金等が支援されるケースがあります。採択になりました場合は、必ずこれら補助金等にご申請いただくようにお願いいたします。

なお、現状での環境対応車の自動車メーカー別リストを参考のために添付いたします。

pdf環境対応車メーカー別リスト(PDF103kバイト)