今回のぽすくまの切手は小道具まで手作り!?
くまなくチェック!
「ぽすくま」は、2012年にぬいぐるみのキャラクターとして誕生し、切手には同年の「秋のグリーティング」から登場しています。
今回は、「旅するぽすくま」をテーマに、旅先からお手紙を出してほしいとの思いを込めてデザインしています。
63円シート
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84円シート
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今回から、私がぽすくまの後任担当者となりました。
前任者から「ぽすくまはとにかく可愛く扱ってね!」と言われ、責任重大。これまでのぽすくまの切手は、手描きのイラストや和風のデザインなど、さまざまな表現の切手を発行してきました。今回は、初心に立ち戻り「ぬいぐるみ」の愛らしさを写真で表現することとしました。
今年で誕生11年目のぽすくま。新たな魅力を掘り起こしたいと思い、イメージを描いていきました。
秋のしっとりした雰囲気の中で撮影すれば可愛さに加えて神秘的で魅力のある世界を表現できるのではないかと考え、今回のテーマを「旅するぽすくま」としました。
▲ アイディアスケッチ
▲ ガラスペンは特注しました。
今回最も大きな課題だったのは、設定上人間サイズであるぽすくまのサイズ感を約10cmのぽすくまのぬいぐるみでいかにして表現するかでした。小道具(トランクやソファーなど)を手作りし、生き生きとしたぽすくまの様子を表現できたと思います。
私はミニチュア作りが趣味なので、その技術を活かすことができて嬉しかったです。
プライベートで撮影場所の下見に、ぽすくまを連れていき、カメラアングル等試行錯誤を重ねました。
同時にカメラマンや撮影施設のスケジュール、天気予報ともにらめっこしながら撮影日を設定しました。
▲ 本番に備えた予習として自身でも撮影。
撮影は、多くの雑誌で活躍されている写真家の高橋マナミさんにお願いしました。
何日にも渡る撮影でしたが、ぽすくまの世界観を最大限に表現するために私の要望に対し、最後までつき合ってくださいました。
▲ 写真家の高橋マナミさん
※ 似顔絵はイメージです。
(画/切手デザイナー)