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切手タイムズ2022年8月

おもしろい!
の世界をもっと知ろう!

特殊切手美術の世界シリーズ第5集白の世界 2023.8.2(水)発行

魅力ある名作絵画などの美術品を題材として発行するシリーズの第5弾。
今回は「白の世界」をテーマとして、水流、雪、花、動物や屋内外の光線など、
白が印象的な作品をお届けします。
美術の世界シリーズは、6色を使用して印刷しています。
今回はそのうち1色をニスにすることで白を際立たせる工夫を施しました。

63円シート

※ 売り切れになっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

84円シート

※ 売り切れになっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

▲ 光の加減でニスの部分が光ります。

お近くの郵便局でもお買い求めできます。
郵便局の在庫状況については、お手数ですが直接お問い合わせください。

テーマ・題材選定

「白の世界」をテーマに

私自身、白い紙に絵を描くことが多いので、白を色としてあまり意識していなかったのですが、今回様々な美術品を調べていくと、白のバリエーションの豊かさに驚きました。この感動を皆さまにもお伝えしたいと思い、第5集では「白の世界」をテーマにしました。
美術品には、白を効果的に使用しているものがたくさんあります。絵画、工芸、彫刻等、様々な白の世界を楽しんでいただきたいと思います。

デザイナーのおすすめ

白い作品には動物をテーマにしている作品も多いです。今回採用したものは、素材も様々で、それぞれの作品の見所をプレスリリースの解説文で詳しくご紹介しています。切手とセットで楽しんでもらえたら嬉しいです。

<桜の花>

長谷川久蔵 「桜図」(部分) 総本山智積院蔵

桜の花は、絵具を盛りあげて立体的に描かれており、
白がとても魅力的に表現されている作品です。

<静けさを感じる室内>

ヴィルヘルム・ハンマースホイ 「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」 国立西洋美術館蔵

北欧の静かな光線が窓から差し込む情景です。
白い室内が印象的な作品です。

<様々な素材の動物たち>

初代宮川香山 「鳩桜花図高浮彫花瓶」(一対のうち右側) 国立工芸館蔵

陶磁器の鳩

円山応挙 「朝顔狗子図杉戸」(部分) 東京国立博物館蔵

杉戸に描かれた子犬

フランソワ・ポンポン 「シロクマ」 群馬県立館林美術館蔵

大理石のシロクマ

どの切手も美しい白が使われている作品を採用しています。白を引き立たせる色彩や、雪や光の差し込む情景も見所です。ぜひお手紙をこの切手で彩っていただければと思います。