おもてなしの花シリーズは、近年は年に2回（春と秋）発行しています。
今回は、秋～春に向けた様々なシーンに合わせてご利用いただけるよう選んでいます。
また、題材選定の際はそれぞれの花言葉も調べています。今回は「あなたと二人で旅をしましょう」という花言葉^※のある「アセビ」を選び、なかなか気軽に旅をするのが難しい今、せめてこの切手を貼ってお便りの旅を楽しんでいただけたらと想い、選定しました。

※ 花言葉には諸説あります。

秋に咲くバラは、春に咲くバラとは違いシックな色が多く、今回は落ち着いたピンク色のものを選定しました。
どんなシーンにもご利用いただける切手です。

ローズマリーは、独特な香りで気分の落ち込みを解消し、活力を与える効能があると言われています。
コロナ禍等の不安な思いが長く続く状況を思い、
選定しました。

おもてなしの花シリーズは、このパレットの絵の具から生まれています。
パレットの上にある細い筆は、花びら一枚一枚を描く時に使用します。絵の具をパレットに継ぎ足しながら使用することで、複雑な色味を作り出し、花や葉の微妙な色味を描き分けます。

継ぎ足し、継ぎ足し、…まるでうなぎのタレのよう！？

中丸デザイナーは、毎年東京で開催されているクリスマスローズ展に行き、
切手に良さそうなクリスマスローズを発見しては許可を得てスケッチしているとか。
今回のクリスマスローズの切手は、このスケッチから切手になリました。
職業柄、道端に咲いている花もついチェックしてしまうようです。