今回、切手のテーマをイギリスにすることになった際、テーマがお客さまに伝わりやすいように、目にしたことがある人が多いであろうタータンチェックを使用することを思いつきました。
しかし、タータンチェックは権利関係が厳しく、既存の柄を使用することが困難であることがわかっていたので、スコットランド国際開発庁に何かよい方法はないか相談しました。
すると、スコットランド国際開発庁から「オリジナルで作ってみては？」と提案をいただいたので、日本の代理店を通じて本場スコットランドのタータンチェックを作っている会社とやりとりしながら、どの色を使用して、どんなチェック柄にするのか等、デザインを決めていきました。最終的に、「スコットランド　タータン登記所」に日本郵便オリジナルのタータンチェックを登録し、切手シートの背景に使用することができました。