メリークリスマスだけではなく、ハッピーニューイヤーを加えて年末年始の挨拶としても送ってみよう。欧米では、届いたカードを、部屋に飾ったり、クリスマスツリーのオーナメントにするといった素敵な習慣も。
家族や大切な人へプレゼントを贈る習慣があるので、心を込めてメッセージを送ろう。手作りのカードなども喜ばれそう。
韓国でも、クリスマスを大切なイベントとして祝うため、カードを送るタイミングとしては最適。心を込めた手作りのカードを送ってみてはいかが。
海外でがんばっている家族や友人に日本の年賀状を送ってみよう。15円分の切手を貼ると、簡単に海外に送ることができるよ。
春節とは、旧正月のこと。日本では春節を祝うことは少ないけれど、中国では重要なイベント。年賀状を送るつもりで気持ちを込めてカードを書こう。
新暦のお正月(新正月)を、旧暦のお正月(旧正月)のどちらも祝う習慣がある(家庭によってはどちらかの場合も)。日本と違うのは、正月になる数日前に到着するように送るのが礼儀とされていること。そのため、新正月の年賀状はクリスマスと兼ねることが多いそう。
プレゼントにカードを添えるのもいいけれど、バースデーカードを送るだけでも素敵なプレゼントになるはず。各国の言葉でおめでとうの言葉を使って、色々な国にバースデーカードを送ってみよう。
アメリカなどでは、主役の人に複数の人たちが申し合わせをして一斉にカードを送りあう、カードシャワーという文化があります。これは友人や家族、不特定多数の人たちへSNSやEメール、新聞などのメディアを使って、理由、日時などを告知して、各自がカードを手配してたくさんのカードを送るというイベントです。近年、大きく報道された“カードシャワー”の出来事として、アメリカのアーカンソー州のユリーカスプリングズで同僚たちより行われた、救世軍のボランティア退職時のサンキューカードの送付や、94歳の誕生日を迎える女性が、自分の誕生日にカードをたくさん送ってもらえるように告知を行ったこと、そのほか結婚50周年を迎えるカップルの結婚祝いに、カードを公募したといったものがあり、様々な方法でカードを送ったり、受け取るサプライズを楽しんでいます。
海外の入学シーズンは9月であることが多いので、カードを送る時期は事前に確認して。卒業シーズンは5月から7月の国が多いようだが、オーストラリアは11月から12月と、入学シーズンと同じくカードを送るタイミングは確認が必要。
入学シーズンは9月、卒業シーズンは6月から7月。
入学シーズンは3月上旬頃、卒業シーズンは2月下旬頃。
日本では「女性が男性に愛を告白する日」として知られているが、欧米では性別に関係なく、恋人や親しい人に贈り物をする行事。花やケーキなどにカードを添えて送るのが一般的。
中国の場合、バレンタインデーに贈り物をするのは男性のほう。日本の影響で、チョコレートをプレゼントする人は多いが、最も人気が高いのはバラの花だとか。
日本と同じく、女性が男性にチョコレートを贈るイベント。「義理チョコ」に似た習慣もある。そのためカードを送るのは、もっぱら女性から男性へ。
海外にいる両親やお世話になったホストファミリーには、カードで日頃の感謝の気持ちを伝えよう。ちなみに、アメリカや中国は日本と同じく、母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日であることが多い。イギリスの母の日はイースターの2週間前の日曜日。韓国は母の日も父の日も同じ5月8日、つまり両親の日。
出発前に、ホームスティ先のファミリーにご挨拶のカードを送ってみよう。きっとはじめて会う時の印象も変わるはず。日本に帰国した時にはお礼のカードも忘れずに。
結婚の報告はもちろん、結婚した人や、これからする人に、二人の未来を祝福するメッセージを添えて、お祝いのカードを。
生まれた喜びと健やかな成長への願いを込めて。海外の友人、知人が出産したお祝いや自分の子供が生まれた報告に。
日本にたくさんある素敵な文化を紹介しよう。子供の成長を祝う七五三や晴れ着姿で20歳のお祝いをする成人式など、海外にはない文化を写真で伝えてみては。
実は欧米では100年以上前に年賀状を交換する習慣がありました。
その時の貴重な年賀状を紹介します。
グリーティングカードを送る習慣は、古代中国での新年を祝う賀詞メッセージの交換や、パピルスの巻物で挨拶を伝えていた古代エジプトまでさかのぼります。1400年代初頭から半ばには、手作りの紙のバレンタインカードがヨーロッパの様々な地域で送られていました。主に印刷技術や機械化の進歩によりグリーティングカードは“高価なプレゼント”から、“大衆的で手頃な手段”に変わっていきました。
古い時代から現在まで、グリーティングカードの文化は形を変えながらも続いているのですね。