「日本の建築シリーズ　第1集」の発行

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長髙橋亨）は、日本の代表的な建築物を題材としたシリーズの第1弾として、特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」を発行します。
特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」は、特殊切手「平成16年文化人郵便切手」（2004（平成16）年11月4日発行）以来12年振りとなる凹版印刷による特殊切手になります。
また、関連商品として、「切手帳　日本の建築」を発売します。「切手帳　日本の建築」に含まれる特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の単色シート（4種類）は、「特殊鳥類　小型シート」（1984（昭和59）年12月10日発行）以来32年振りとなる単色の凹版印刷による特殊切手になります。

記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称	日本の建築シリーズ　第1集
発行日	2016（平成28）年1月8日（金）
種類	82円郵便切手
切手	画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
シート構成・意匠		平等院鳳凰（ほうおう）堂旧東宮（とうぐう）御所（迎賓（げいひん）館赤坂離宮）
シート構成・意匠		1シート10枚（縦2枚×横5枚）
売価	1シート820円
印面寸法	縦30.0mm×横42.0mm
小切寸法	縦33.0mm×横45.0mm
シート寸法	縦93.5mm×横250.0mm
切手デザイン	丸山　智（切手デザイナー）
版式刷色	グラビア5色・凹版1色
発行枚数	1,500万枚（150万シート）
販売場所	全国の郵便局等（弊社Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売も行います。）（注）

（注）切手SHOPへの掲載は、2015（平成27）年12月25日（金）を予定しています。

発行する郵便切手のデザイン

(1)平等院鳳凰（ほうおう）堂

1052（永承7）年に時の関白、藤原頼通（よりみち）が父道長（みちなが）の別荘を改め、平等院を初めて建てました。鳳凰堂は、その翌年に阿弥陀堂として建てられました。大屋根には鳳凰が飾られ、内部の扉や壁、柱等は絢爛（けんらん）な絵画で装飾されています。平等院には国宝に指定されている鳳凰堂を始め、国宝や重要文化財に指定されている仏像や建物等が数多く残っています。1994（平成6）年にユネスコの世界遺産に登録されました。

(2)旧東宮（とうぐう）御所（迎賓（げいひん）館赤坂離宮）

紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、1909（明治42）年に東宮御所（後に赤坂離宮）として建てられたもので、日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。戦後、日本が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化してゆく中で外国の賓客を迎えることが多くなったため、改修工事を経て、1974（昭和49）年に迎賓館として開館しました。2009（平成21）年に国宝に指定されました。

発売する切手帳の内容

名称	切手帳　日本の建築
発売日	2016（平成28）年1月8日（金）
切手帳	画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
発売価格	5,800円（切手3,444円分を含みます。）
寸法	縦218.0mm×横303.0mm×束8.0mm
発売部数	2万部
商品構成	切手帳本体（冊子状の切手ケース）特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の切手　2枚（「平等院鳳凰堂」および「旧東宮御所（迎賓館赤坂離宮）」各1枚）特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の単色シート（黒）　1シート（料額82円×10枚）（伝統的な凹版を再現し、黒色の凹版インキ単色により印刷した切手シート）特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の単色シート（茶）　1シート（料額82円×10枚）（日本最初の郵便切手である竜文切手（48文）の色をイメージし、茶色の凹版インキ単色により印刷した切手シート）特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の単色シート（青味灰）　1シート（料額82円×10枚）（日本最初のエルヘート凸版を採用した切手である小判切手（5厘）の色をイメージし、青味灰色の凹版インキ単色により印刷した切手シート）特殊切手「日本の建築シリーズ　第1集」の単色シート（赤）　1シート（料額82円×10枚）（日本最初の記念切手である明治大婚25年記念郵便切手（2銭）の色をイメージし、赤色の凹版インキ単色により印刷した切手シート）
販売場所	原則として、別添（PDF46kバイト）でお知らせする郵便局等（弊社Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売も行います。）