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日本郵便トップ > 自然との共生シリーズ　第4集～日本の希少野生動植物～

特殊切手

「自然との共生シリーズ　第4集～日本の希少野生動植物～」の発行

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　髙橋亨）は、絶滅のおそれのある希少な野生動植物や天然記念物に指定された野生動植物を題材としたシリーズの第4弾として、特殊切手「自然との共生シリーズ第4集～日本の希少野生動植物～」を発行します。

発行する切手の内容

名称

自然との共生シリーズ　第4集～日本の希少野生動植物～

発行日

2014（平成26）年5月15日（木）

種類

82円郵便切手

切手

シート構成・意匠

シート構成

(1)	アマミノクロウサギ
(2)	ライチョウ
(3)	ハナシノブ
(4)	ミヤコタナゴ
(5)	ヤエヤマセマルハコガメ

1シート10枚
（縦5枚×横2枚）

売価

1シート820円

小切寸法

縦 36.0mm×横 36.0mm

印面寸法

縦 33.0mm×横 33.0mm

シート寸法

縦 215.0mm×横 93.5mm

写真提供

(1)～(3)、(5)

環境省

(4)

栃木県なかがわ水遊園

助言・監修

環境省自然環境局野生生物課

切手デザイナー

星山　理佳

版式刷色

オフセット6色

発行枚数

800万枚（80万シート）

販売場所

全国の郵便局等
（日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」

のほか郵便振替による通信販売も行います。）（注）

（注）切手SHOPへの掲載は、発行日を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

(1)アマミノクロウサギ

奄美諸島の奄美大島と徳之島の日本固有種で、現生するウサギ類中最も原始的な種です。山地のシイ・カシの原生林などに生息します。国の特別天然記念物、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定されています。マングースによる捕食等によって数が減り、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類に選定されています。

(2)ライチョウ

本州中部の高山帯のハイマツ帯や岩石帯に生息します。羽毛が夏は褐色で冬は純白となり、天敵であるイヌワシなどに対する保護色となっています。国の特別天然記念物であり、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種、長野県・岐阜県・富山県の県鳥でもあります。近年生息数が減少したことから、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類に選定されています。

(3)ハナシノブ

阿蘇くじゅう地方の原野に生える多年草です。花は6～7月で、透明感のある青紫色が美しい花をつけます。種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定されています。生育地の開発等により数が減り、環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に選定されています。

(4)ミヤコタナゴ

関東地方のみに分布する日本固有種の魚類です。東京都の池で発見されたことが、「ミヤコ」という和名の由来とされています。国の天然記念物、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定されています。生息環境の悪化等により数が減り、環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に選定されています。

(5)ヤエヤマセマルハコガメ

日本では八重山諸島の石垣島や西表島に生息する陸生のカメです。頭・足・尾を甲羅の中に引っこめると、腹甲が折れ曲がり箱型に完全に蓋をしてしまうことから、「ハコガメ」の和名がついたとされています。国の天然記念物に指定されています。森林伐採等により数が減り、環境省レッドリストで絶滅危惧II類に選定されています。