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特殊切手

「世界遺産シリーズ〈第6集〉『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群』」の発行

郵便事業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 鍋倉眞一)は、世界遺産シリーズ第6集として、「平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」を題材とした特殊切手を発行します。

発行する切手の内容

名称 世界遺産シリーズ〈第6集〉「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」
発行日 平成24(2012)年6月29日(金)
種類 80円郵便切手
切手

シート構成・意匠

(1) 中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)
(2) 中尊寺金銅華鬘(ちゅうそんじこんどうけまん)
(3) 中尊寺経蔵(ちゅうそんじきょうぞう)
(4) 毛越寺曲水の宴(もうつうじごくすいのえん)
(5)(6) 毛越寺浄土庭園(もうつうじじょうどていえん)
(7)(8) 観自在王院跡(かんじざいおういんあと)
(9) 無量光院跡と金鶏山(むりょうこういんあとときんけいさん)
(10) 中尊寺(ちゅうそんじ)ハス
シート背景:中尊寺金色堂新覆堂(ちゅうそんじこんじきどうしんおおいどう)
1シート10枚/※ 1枚から販売します。
小切寸法 縦36.5mm×横28.05mm
印面寸法
(1)(5)(6)(7)(8) :縦33.5mm×横28.05mm
(2)(3)(4)(9)(10) :縦33.5mm×横25.00mm
シート寸法 縦212.5mm×横140.25mm
写真撮影
(3):井出 憲男
(9) :山梨 将典
シート背景 :後藤 昌美
写真提供
(1)(2):中尊寺
(4)~(8)、(10) :川嶋印刷株式会社
切手デザイナー 丸山 智
版式刷色 グラビア6色
発行枚数 1,500万枚(150万シート)
販売場所 全国の郵便局及び郵便事業株式会社支店等
(日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売も行います。)(※)

※切手SHOPへの掲載は5月下旬を予定しています。

発行する郵便切手のデザイン等

「世界遺産シリーズ」

人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された、日本の世界遺産を題材として発行するシリーズ切手です。
過去にも「世界遺産シリーズ」としてシリーズ切手を発行しており、現在のシリーズは、平成16(2004)年以降に新しく登録された日本の世界遺産を題材として、平成18(2006)年以降第1集から第4集までを発行しています(※)。

  • 第5集は平成24(2012)年6月20日(水)発行予定。

「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」について

平安時代末期に奥州藤原氏が拠点とした平泉には、特に浄土思想の考え方に基づいて多様な寺院及び庭園が造営され、仏教文化が花開きました。
平成23(2011)年6月の第35回世界遺産委員会では、造営された多様な寺院、庭園及び遺跡の保存が一群としてよく保存されていること、寺院及び庭園がこの世に理想世界を創り出そうとしたもので、海外から影響を受けつつ日本で独自の発展を遂げたものであること、平泉の理想世界の表現は他に例のないものであること等の理由により、中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡及び金鶏山が世界遺産に登録されました。

切手デザインについて

今回の切手デザインは、世界遺産に登録された5つの遺産群から選定しています。

(1) 中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)
奥州藤原氏初代清衡(きよひら)が天治元(1124)年に上棟。堂の内外に金箔を押した「皆金色(かいこんじき)」の阿弥陀堂で、須弥檀(しゅみだん)内には初代清衡から四代泰衡(やすひら)までの遺体が安置されています。堂は昭和26(1951)年に国宝に、中尊寺境内は昭和54(1979)年に国の特別史跡にそれぞれ指定されています。
(2) 中尊寺金銅華鬘(ちゅうそんじこんどうけまん)
金色堂にかけられていた銅の表面に錬金した団扇形の華鬘です。内輪系の内側には宝相華(ほうそうげ)唐草文様を透かし彫りにし、中央に総角結びの飾り紐、左右に迦陵頻伽(かりょうびんが)を掘り起こし、浄土世界を演出しています。
(3) 中尊寺経蔵(ちゅうそんじきょうぞう)
中尊寺境内にある間口3間、屋根は宝形、銅板葺き建物で、紺紙金銀字交書一切経(国宝)など中尊寺所蔵の貴重な経典を収納していました。
(4) 毛越寺曲水の宴(もうつうじごくすいのえん)
庭園の遣水(やりみず)に盃を浮かべ、流れに合わせて和歌を詠む、平安時代の優雅な歌遊びです。現在では、毎年5月第4日曜日に開催されています。
(5)(6) 毛越寺浄土庭園(もうつうじじょうどていえん)
二代基衡(もとひら)及び三代秀衡(ひでひら)により大伽藍(だいがらん)が造営されたものの、その後の災禍により多くの建物を焼失しました。現在、「大泉が池(おおいずみがいけ)」を中心とする浄土庭園と伽藍遺構(いこう)が保存されており、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。
(7)(8) 観自在王院跡(かんじざいおういんあと)
二代基衡の妻が建立したといわれる寺院の跡です。舞鶴が池を中心に荒磯様の石組、洲浜、中島、池の北岸には大小2つの阿弥陀堂跡などがあります。日本庭園史上でも価値が高く「旧観自在王院庭園」として名勝に指定されています。
(9) 無量光院跡と金鶏山(むりょうこういんあとときんけいさん)
三代秀衡が宇治の平等院鳳凰堂を模して建立した寺院の跡です。南北に長い伽藍の中心線は、平泉の空間設計の基準となった金鶏山と直線で結ばれており、夕刻には背後の山並みに日が沈み、荘厳な極楽浄土の世界が体感できるように設計されていたと考えられます。
(10) 中尊寺(ちゅうそんじ)ハス
昭和25(1950)年に行われた奥州藤原氏の遺体調査において、四代泰衡の首級が納められていた桶から発見された約800年前のハスの種子を平成10(1998)年に開花させたものです。
シート背景 中尊寺金色堂新覆堂(ちゅうそんじこんじきどうしんおおいどう)
金色堂全体を覆い風雨等から保護するため、正応元(1288)年に建設されたのが始めとされており、現在の覆堂(新覆堂)は昭和40(1965)年に建設されました。なお、室町時代中期に建設されたとされる旧覆堂も現存しており、国の重要文化財に指定されています。

その他

郵便事業株式会社銀座支店において、通信販売を行います。
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インターネットでの通信販売では、5,000円以上のお買い上げで送料が無料になります。
インターネットによる通信販売はこちら

「郵趣のための押印サービス」及び「特別日付印の意匠等」についてはこちら

【販売業者】

販売業者名   日本郵便株式会社
代表者氏名   髙橋 亨
住所   〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
受付窓口   お客様サービス相談センター
Tel:0120-2328-86
受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00

【支払方法】

ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。

【申込期限】

平成24年7月30日(月)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況によりご希望に添えない場合があります。

【商品の引渡し時期】

平成24年6月15日(金)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
平成24年6月16日(土)以降お申込みの場合は、入金の確認後、概ね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。

【返品に関する特約】

お届けした切手に瑕疵があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵以外での返品には応じかねます。

お問い合わせ先

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

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