ここからサイト内検索です

サイト内検索はここまでです

日本郵便トップ > 切手趣味週間

特殊切手

「切手趣味週間」の発行

郵便事業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長鍋倉眞一)は、特殊切手「切手趣味週間」及び「通常版切手帳(切手趣味週間)」を発行します。
切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に当時の逓信省が設定した「切手趣味の週間」をその始まりとしています。
現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間を「切手趣味週間」としており、切手趣味週間の切手の発行日をもって同趣味週間の初日としています(平成24(2012)年は4月20日から26日まで)。

発行する切手の内容

名称

切手趣味週間

発行日

平成24年4月20日(金)

種類

80円郵便切手

切手

シート構成・意匠

シート構成

(1)：

籬に草花図襖(まがきにそうかずふすま)(部分) 天球院(てんきゅういん)蔵

(2)：

龍虎図屏風(りゅうこずびょうぶ)(右隻・部分) 狩野山楽(かのうさんらく)筆
妙心寺(みょうしんじ)蔵

(3)：

春夏花鳥図屏風(はるなつかちょうずびょうぶ)(右隻・部分)
狩野永納(かのうえいのう)筆
サントリー美術館(びじゅつかん)蔵

1シート10枚(縦2枚×横5枚)／※1枚から販売します。

小切寸法

縦33.0mm×横45.0mm

印面寸法

縦30.0mm×横42.0mm

シート寸法

縦93.5mm×横250.0mm

切手デザイナー

玉木　明

版式刷色

グラビア6色・メタリックマルチイメージ

発行枚数

1,800万枚(180万シート)

販売場所

全国の郵便局及び郵便事業株式会社支店等
(日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」

のほか郵便振替による通信販売も行います。)(※)

※切手SHOPへの掲載は3月下旬を予定しています。

発行する切手帳の内容

名称	通常版切手帳(切手趣味週間)
発行日	平成24年4月20日(金)
販売価格	1,200円(切手1シート800円を含みます。)　(※1)
寸法	縦182.0mm×横257.0mm　(※2)
発行部数	1万部
商品概要	特殊切手「切手趣味週間」1シートを収めた見開きの切手ケースです。ケース内側には解説を記載しています。
販売場所	原則として日本郵便株式会社Webサイトでお知らせする郵便局及び郵便事業株式会社支店等(※3)

※1

切手帳は切手1シートとのセット販売のみです。切手を除いたケースのみの販売は行いません。

※2

寸法は若干変更となる場合があります。

※3

その他の郵便局においては、お取り寄せによる販売となります。なお、発行部数が1万部のため、売り切れる場合もございますので、予めご了承ください。切手SHOPへの掲載は3月下旬を予定しています。

切手帳のイメージ

表面

切手帳を開いた状態

※画像はイメージです。実際の商品と多少異なる場合があります。

発行する切手のデザイン等について

今回の切手デザインは、狩野山楽(かのうさんらく)(1559～1635)を始めとする京狩野(きょうがのう)派初期の作品を取り上げました。

(1)籬に草花図襖(まがきにそうかずふすま)(部分) 天球院(てんきゅういん)蔵　重要文化財

「籬に草花図襖」は、天球院の通称「朝顔の間」と呼ばれる一室にある計18面の襖絵です。切手に採用したのは西側の4面で、籬(まがき)を上下左右流れるようにつたう朝顔を中心として、紅白の菊や撫子が描かれています。

(2)龍虎図屏風(りゅうこずびょうぶ)(右隻・部分) 狩野山楽(かのうさんらく)筆　妙心寺(みょうしんじ)蔵　重要文化財

「龍虎図屏風」は、左隻に虎、右隻に龍を配する武家好みの典型的な龍虎を描いた屏風絵で、空を切り裂くように現れた龍とそれに対して咆哮する猛虎が凄くよく連動しており、臨場感に溢れています。図柄には「龍虎図屏風」の右隻を採用しています。

(3)春夏花鳥図屏風(はるなつかちょうずびょうぶ)(右隻・部分) 狩野永納(かのうえいのう)筆　サントリー美術館蔵

「春夏花鳥図屏風」には、右隻に桜や柳、牡丹などの花木、鶯(うぐいす)や雉子などの鳥を配した春の景色が描かれています。一方、左隻には松や藤などの植物、三光鳥や雉鳩などの鳥を配した夏の景色が描かれ、また、勢いよく流れる渓流が白色で表され、画面に清涼感を与えています。図柄には右隻の中の芍薬が咲く部分を取り上げています。