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特殊切手

平成15年 発行計画

総務省は、平成15年(2003)年特殊切手発行計画を次のとおり決定しました。
なお、各特殊切手に係る記念事項等は、下記のとおりです。

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1.歌舞伎発祥400年

歌舞伎は、我が国を代表する伝統芸能の一つで、文化財保護法に基づく国の重要無形文化財に指定されていますが、平成15(2003)年は、慶長7(1603)年に出雲阿国が京都四条河原で歌舞伎を初演してから400年に当たります。

2.テレビ放送50周年

テレビ放送は、国民の日常生活に不可欠なものとなっていますが、平成15(2003)年は、昭和28(1953)年2月に日本放送協会(以下「NHK」という。)がテレビ放送を開始し、また、同年8月に日本テレビ放送網(株)が民放初の放送を開始してから50周年に当たります。
また、平成15(2003)年には、地上デジタルテレビ放送が開始される予定となっており、将来へ向けてもテレビ放送にとって大きな意義を有する年となります。

3.世界遺産シリーズ第11集

平成13年(2001)年から、人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき平成6(1994)年以降に登録された日本の世界遺産をシリーズ切手として発行しています。
本シリーズの最終集となる第11集では、平成8年12月に世界遺産に登録された「原爆ドーム」を取り上げます。また、この「原爆ドーム」の登録は、世界平和への祈念の意味が込められていることから、この意義の一層の周知を図るために実施している「平和」をテーマとした「切手デザインコンクール」の特賞作品を切手のデザインに採用することとしています。

4.日本郵政公社設立

平成15(2003)年4月に日本郵政公社が設立されます。日本郵政公社は、独立採算制の下、信書及び小包の送達の役務、簡易で確実な貯蓄、送金及び債権債務の決済の手段並びに簡易に利用できる生命保険を提供する業務等を総合的かつ効率的に行なうことを目的として、郵政事業を一体的に経営する国営の新たな公社です。

5.日本ASEAN交流年2003

日本ASEAN交流年2003は、平成14(2002)年1月、小泉総理が東南アジア諸国訪問の際に提案したもので、平成15(2003)年には、日本とASEANのパートナーシップの構築を図るため、関係各国において、政治、経済、社会、安全保障、教育、科学技術、文化等を含む幅広い分野における交流事業・活動が実施される予定となっています。また、同年は、日本・カンボジア外交関係樹立50周年、日本・ベトナム外交関係樹立30周年等日本とASEAN各国においても記念となる年となっています。

6.切手趣味週間

切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとするもので、昭和22(1947)年から、これにちなんだ切手を発行しています。
現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間を切手趣味週間としています。

7.江戸開府400年シリーズ

平成15(2003)年は、江戸開府400年に当たります。また、その時代が幕を閉じるきっかけとなったペリー来航から150周年を迎えます。そこで、我が国の中世から近代に至る約300年間の「江戸時代」をテーマとするシリーズ切手を発行します。

8.ふみの日

毎月23日を「ふみの日」として、この日を契機に手紙を書くことを普及・啓発する運動が昭和54(1979)年から全国的に展開されており、その一環として、毎年、文月(ふみづき)の7月に「ふみの日」切手を発行しています。

9.科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ

我が国の「アニメ」は、数多く世界中で放映され、広く支持されています。平成15(2003)年は、その原点ともいえる「鉄腕アトム」が物語上誕生したとされる年であり、また、国産初のテレビアニメとなった同作品の放送開始から40周年に当たります。
この「鉄腕アトム」を代表とする我が国のアニメには、未来をテーマとして夢と希望を表現した作品が多く、現在の科学技術の発展にも少なからず影響を与えてきました。そこで、「日本の科学技術」の現在と未来を織り込みながら、「日本のアニメ」の代表的な作品の登場人物を取り上げるシリーズ切手を発行します。

10.特別史跡キトラ古墳(寄附金付)

キトラ古墳は、7世紀末から8世紀初めに造られたと考えられている、奈良県明日香村にある円墳で、ファイバースコープ等による調査により、石室内には四神図、獣面人身図、天文図等が描かれていることが分かっています。
平成13(2001)年に、飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策の一環として、キトラ古墳周辺地区を国営飛鳥歴史公園の一部として整備することが閣議決定されており、今後、キトラ古墳は、その周辺の自然環境等と併せて一体的に保存・整備される予定となっています。

11.国際文通週間

国際文通週間は、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で、昭和32(1957)年の第14回万国郵便大会議において設定されたもので、万国郵便連合創設記念日である10月9日を含む1週間となっています。
日本では、そのキャンペーンの一環として、昭和33(1958)年から、毎年、これにちなんだ切手を発行しています。

12.文化人

日本の今日の発展の基礎を築いた学術・文化の先覚者の偉業をたたえるとともに、今後の日本の学術・文化の発展に資するため、平成4(1992)年から、文化人を題材とした切手を発行しています。
平成15(2003)年は、歌人の斎藤茂吉(さいとう もきち(1882年~1953年)・没後50年)、細菌学者の北里柴三郎(きたさと しばさぶろう(1852年~1931年)・生誕150年)を題材とした、それぞれの業績を顕彰する切手を発行します。

13.奄美群島復帰50周年

平成15(2003)年は、島民の粘り強い復帰運動により、奄美群島が昭和28(1953)年に米国軍政府の統治下から日本復帰を果たしてから50周年に当たり、これまでで最大の規模で記念事業が実施される予定となっています。

14.平成16年用年賀

新年を寿ぐ習慣は古くからある中で、郵便による年賀状の交換は今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。
年賀切手は、昭和10(1935)年(11(1936)年用)から発行し、一時中断後、昭和23(1948)年(24(1949)年用)から、毎年発行しています。また、昭和50(1975)年(51(1976)年用)からは、干支(えと)にちなんだ各地の郷土玩具を連続してデザインの題材に採用しています。

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