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平成11年用年賀 | ||||
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新年を寿(ことほ)ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。 年賀切手は、昭和11年(1936)の年賀用として昭和10年に初めて発行しました。その後、一時の中断がありましたが、昭和23年(昭和24年用)から毎年発行しています また、年賀切手は昭和23年に発行してから本年で50年を迎えますので、それを記念する切手を12月に発行致します。 |
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佐原張り子・餅つきうさぎ 平成11年用寄付金付きお年玉付50円郵便切手及び平成11年用年賀50円郵便切手には、千葉県佐原市の「佐原張り子」を描いています。明治時代末期に始まった佐原張り子は、昔ながらの手張りにより作られており、切手の意匠の餅つきうさぎの他にも、だるま、亀車、カニ車、張り子の虎、鯛つりえびす、馬コ花嫁、鈴もちおかめなどがあります。 |
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山形張り子・玉乗兔 平成11年用寄付金付きお年玉付80円郵便切手及び平成11年用年賀80円郵便切手には、山形県山形市の「山形張り子」を描いています。山形張り子の始まりは、幕末安政の頃、京都の渋江長四郎が山形に定住し、人形作りを始めたことによります。切手の意匠の玉乗兔の他にも、猿の玉乗、なまり寅(山形の方言で、いまにも飛びかかろうとする虎の姿)、だるま、面(おかめ、ひょっとこ)などがあります。 |
●切手の内容
(1)平成11年用寄付金付きお年玉付郵便切手
名称 | 平成11年用寄付金付き お年玉付50円郵便切手 |
平成11年用寄付金付き お年玉付80円郵便切手 |
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発行期間 | 平成10年11月13日(金)から 平成11年(1999)1月8日(金) |
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種類 | 50円郵便切手 |
80円郵便切手 | ||
売 価 | 53円郵便切手 | 83円郵便切手 | ||
発行数 | 1,500万枚 | 1,000万枚 | ||
意匠 | 佐原張り子・餅つきうさぎ |
山形張り子・玉乗兔 | ||
発行日 | 平成10年(1998)11月13日(金) |
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印面寸法 | 縦48.0mm 横22.5mm |
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版式刷色 | グラビア6色・凸版1色 |
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シート構成 | 50枚(縦5枚・横10枚) | |||
原 画 | 原田 一郎(はらだいちろう) (イラストレーター) |
星山 理佳(ほしやあやか) (郵政省技芸官) |
(2)平成11年用年賀郵便切手
名称 | 平成11年用年賀50円郵便切手 | 平成11年用年賀80円郵便切手 | ||
種類 | 50円郵便切手 |
1,000万枚 | ||
発行数 | 5,000万枚 | 13万枚 | ||
意匠 | 佐原張り子・餅つきうさぎ |
山形張り子・玉乗兔 | ||
発行日 | 平成10年(1998)11月13日(金) |
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印面寸法 | 縦22.5mm 横18.5mm |
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版式刷色 | グラビア5色 |
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シート構成 | 100枚(縦10枚・横10枚) | 20枚(縦5枚・横4枚) | ||
レイアウト | 大矢 高弓(おおやたかゆみ)(日本画家) |