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切手タイムズ2020年12月

雪が浮遊している景色だね

冬のグリーティング 2020年11月20日(金)発行

今回の冬のグリーティングは「冬の街」と「冬の森」がテーマ。
シルバーの箔押し加工を施しキラキラ光ります。
クリスマスカードや寒中見舞い等、冬のお便りを華やかに彩ります。

63円:テーマ冬の街

※ 売り切れになっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

84円:テーマ冬の森

※ 売り切れになっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

お近くの郵便局でもお買い求めできます。
郵便局の在庫状況については、お手数ですが直接お問い合わせください。

切手の制作過程

どんなテーマでデザインするかイメージを膨らませるため、去年(2019年)の12月上旬頃、
文具店やステーショナリー売り場を何店舗も見て回り、売れ筋を調査。
人気のグリーティングカードとも合わせやすいように、シルバーの箔押し加工を施すこととしました。
一方、切手の題材については、例えばクリスマスに特化すると、年末以降の時期には使いにくい切手になってしまうため、
どんなシーンにもご利用いただきやすいように、街と森という幅広いテーマに決めました。

▲ 84円シートの初期スケッチ。
シート全体が1枚の絵になるようにレイアウトを構成。
フィンランド等、北欧の森を参考に描き起こしていく。

▲ アクリル絵の具で、青等の下地を塗り、白で雪を重ねていく。

▲ シート背景の完成。
ここに動物たちを配置していった。

デザインの検証

作成したデザイン案を検証しながら何度も描き直し、完成度を上げていきました。

63円シート

▲ 初期イメージ案。
地面を描いていたが、シート全体の広がりを持たせるために
最終的に地面を描かない奥行きのある配置に変更。

▲ 題材の検証。
雪だるまの案は、子どもっぽくなり過ぎると考え削除。
街並の案は、箔押し加工が映えるよう、建物の数や使う色を絞っていった。

84円シート

▲ ソリと雪だるまの案。
人工的なモチーフは、森の中に配置するとミスマッチとなったため動物に変更。

▲ 初期の動物のイメージ案。
リアルなタッチとしていたが、最終的に柔らかさのある表現に描き直した。

冬の時期はお便りを送る機会も多いと思います。時間をかけて書いたお便りは素敵なプレゼントだと思っています。お客さまのお便りが華やかなプレゼントになるといいなと思いを込めてデザインしました。