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文部科学大臣賞

秋田県 秋田市立広面小学校 6年 長谷川 稀玲

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つたえたいあいて:お父さん


講評

 八年間の時を越え、剣道が紡いだ父子の絆に深く心打たれました。イラストに頼らず、丁寧にしたためた文字と二人の歴史を克明に描いた筆致から、家族への感謝が鮮明に伝わります。日本武道館を目指す娘のため「大きな体を小さく丸め、コテの穴をふさいでくれる」父の慈しみ。それを「心の穴もふさいでくれた」と受け止める稀玲さんの真っ直ぐな心根。お二人は剣の道を通して確かな絆で結ばれています。葉書という表現の可能性を改めて見せてくれる、珠玉の一枚でした。

廿樂 裕貴 先生