文部科学大臣賞

秋田県 鹿角市立 大湯小学校 2年 奈良 昂太

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つたえたいあいて:お父さん


講評

 親として、我が子の逞しい成長ほど幸せに思えることはありません。家族と離れて暮らすお父さん、その寂しさを吹き飛ばす昂太さんの“好奇心”と“科学的分析力”。それはミニトマトの観察日記から窺えます。まず、「お父さんクイズを出すよ」という問答に引き込まれ、第一問「どこから赤くなるか」、第二問「実がなる枝は何本目からか」、切れ味良く問われる度に、お父さんはその観察力の鋭さに驚嘆し嬉しく微笑まれたことでしょう。

永池 啓子 先生