年賀状大賞

山形県 安達 爽良

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つたえたいあいて:おともだち


講評

 雑煮の具(?)であるウサギが、同じ具であるウサギをかじっている所を箸で摘まれている、、何ともユーモアでありシュールではありませんか。安達さんの世界観に引き込まれてしまい、とても楽しい気持ちになりました。何版もの消しゴムはんこを刷り重ねて作られたイメージは、グラデーションを駆使した影や麩マリの表情、人参の汁に沈んだ部分など細部に渡って神経が行き届いており、とても魅力的に仕上がりました。

結城 泰介 先生