年賀状大賞

神奈川県 吉成 武子

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つたえたいあいて:夫


講評

 なんてイキの良さそうな海老なのでしょう!滴も散らして、いまにも飛び跳ねてどこかに行ってしまいそうです。
 そんな元気な海老の姿が、勢いのある豊かな筆のタッチで描かれています。濁りのない赤の彩色もイキイキとしています。そこに添えられた文字も活気に満ち溢れています。「六度目の寅年」、ご主人は寅年なのでしょうか。経験積んでもなお、若々しく夢に向かって進んでほしいという願いが伝わってきます。

野口 玲一 先生